冬支度前の大豆畑。天日干で大豆がどんどん甘くなっています。
11月上旬、北海道南幌町の土井農場さんの畑に行ってきました。
寒空の中、大豆が無残な姿で放置されているようですが、違います!
春~秋にかけて育てた大豆が収穫を待っているところです。
本格的に雪が降る前のこの時期、土井農場では最後の最後まで大豆を畑で熟成させ、さらに刈り取った大豆は、山に積み上げて自然乾燥させます。
こうしてできる土井さんの大豆は甘みが増し奥深い旨みが出ます。
今時大豆の天日干しをする農家さんは、ほとんどいなくなり、ほとんどの農家さんがコンバインで一気に刈り取り機械乾燥をおこなっています。
「周囲の農家さんにはあきれられているけどね」と、土井さんは苦笑いされながらも、相変わらず昔ながらの農業スタイルにこだわっていらっしゃいます。
国産大豆が激減しているなか、さらに化学農薬化学肥料不使用、手間のかかる有機栽培、天日干し乾燥で作られる土井さんの大豆はほんとに甘くておいしいです