「トレドDOP産地オリーブオイルセミナー」に参加してきました

「トレドDOP産地オリーブオイルセミナー」に参加してきました


オリーブオイルソムリエとして、5月30日に開催された“オリーブジャパン”主催「トレドDOP産地オリーブオイルセミナー」に参加してきました。

今回のセミナーでは、スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州に広がるトレドDOP(原産地呼称保護)地域にフォーカス。その主要品種であるコルニカブラ(Cornicabra)にスポットを当て、3種のオリーブオイルをテイスティングしました。

普段は、イタリア、オーストラリアのオリーブオイルを使っているのですが、今回の「スペイン産」コルニカブラ種のオイルは華やかで複雑な香りが印象的、ハーブや青リンゴ、トマトのような香りが幾重にも重なり合い奥行きのある味わい。しっかりとした苦味と持続性のある辛味が特徴で、まさに土地の個性=テロワールを体現する味でした。

生産者の技術や土壌・気候の違いが、味わいにどう表れるかを体感できる、非常に充実したセミナーとなりました。

本物のオリーブオイルは本当に美味しいし、素晴らしい食材です。オリーブオイルの奥深さを再確認し、もっと勉強しなければ!と思いました。

講師は、OLIVE JAPANⓇ 2024 国際オリーブオイルコンテストの審査員として来日されたEnrique Garcia-Tenorio氏。

 

コルニカブラ種のオイル他、3種のオイルをテイスティング。

 

ハーブや青リンゴ、トマトのような香りが幾重にも重なり合い、しっかりとした苦味もあるコルニカブラ種のオイル。

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